おはようございます。cooperです。
今朝は、アルボムッレ・スマナサーラさんの著作「ためない生き方」をご紹介します。この方は、スリランカの初期仏教長老という、とても偉い(語彙力すみません)お方です。
たまたまyoutubeで拝見し、流暢な日本語と方言混じりの毒舌が面白く、本書を手に取りました。
所感など
本書で言うためるとは、コレクションなどの物的なものはもちろん、ストレスや悪感情なども含みます。
- ためるときには「2W2H(何を、何のために、どのくらい、期間)」に対して、常に答えを持っておく。
- ためたものの奴隷にならないように気をつける。(例えば、お金を溜め込みすぎて使えないなど。)
- お金や知識など、たまったモノは必ず逃げていくという法則を理解しておく。
- ゴミや悪感情は勝手に溜まっていく。逆に功徳(善行為)は、意識して行動、努力しないとたまらない。
- 心がモノに価値を入れている。(金(キン)が高価なものであるか、ただの金属と思うかは心次第)
- ためたものは、使用期限が切れる前に適切に使う。使っている時が最も楽しい。
- ネガティブ感情は心のゴミなので、ちゃんと処分しなければならない。心の中でコピーしていかないように断ち切る。
- 悪感情は善感情に入れ替えるように、考え方を変える。(例えば、人に怒りを感じたら良い面に意識を向けるなど)
- 中途半端に良いことをしても、悪感情がたまるだけ。
- いくらためても得るものは何もない。
- 「生きていきたい」という存在欲を捨てれば、悟りを開いた聖者になることができる。
なかなか、奥が深い内容でした。現在私は、お金や知識、世間からの承認と、ためることにとらわれている気がします。向上心を持つことは大切ですが、それにとらわれすぎて、自分や周囲を不幸にすることはあってはならないと感じました。
上手く自分の人生と付き合うためのヒントを得られたような気がします。日頃忙しくしている方にオススメの書籍です。youtubeもぜひ視てみて下さい。
今週は仕事が忙しく、純粋に疲れがたまっている気がします。デトックスしたい…。
本日もありがとうございました!