まったり米国株投資で51歳までにFIREを達成するブログ

普通のサラリーマンパパが投資と趣味を両立させて経済的自由を手に入れる

In his shoes. In her shoes

おはようございます。cooperです。

今朝は、中野晴啓さん著の「投資バカ」を読了しました。

中野さんは、セゾン投資株式会社代表取締役社長です。

セゾングループの金融子会社で資金運用業務を経て、セゾン投信を設立しています。

著書「投資信託はこの9本から選びなさい」は、私がインデックス投資を始めるきっかけとなった書籍の一つです。

当時は、投信の具体的な銘柄まで紹介する書籍は数少なかったと思いますし、何よりセゾン投信をゴリ押しはしない姿勢に、率直に好感が持てました。

本書は、中野さんの実体験(株式投資により自己破産寸前にまで陥った)を踏まえ、より確実な資産形成への道を指南してくれています。

 

投資バカというのは、知識を得ようとする努力もなく、金融機関の良いなりに「とんでも投資商品」を買わされている人たちのことを呼称しています。

一方で、漠然と「銀行に預けておけば安心」と信じ込んでいる人たちのことを預金バカと呼んでいます。

私のことを振り返ると、結婚するまでは「預金バカ」で、結婚後は「投資バカ」になり、やっと最近になって「それなりの投資家」に近付いてきたような気がします。

私は、元来、そこそこケチ体質で、家やクルマにはあまりお金はかけてきませんでした。

若いときは洋服や飲み代にお金を使ってましたね。

今ではもちろん飲み会も無いですし、服はユニクロや無印良品を愛用しています。

先日は、初のイレブンカット(散髪屋)にも挑戦しました。

結婚してからは、貯まったお金を増やしたいと思い、無勉強のまま保険会社に相談し、学資やドル建ての保険(利率が低いクソ商品)を購入してしまっています。

夫婦共に金融リテラシーが低かったと、後悔してもしきれません。

そして、近所のパパ友さんの中に土地を保有しているいわゆる資産家の方がいて、その方に投資のノウハウを教えて頂きました。

これが2年前くらいですね。

そこから見様見真似で投資額を増やしたものの、コロナショックに遭い、米国株投資に移行したという感じです。

こう振り返るとめっちゃ遠回りしています。

自分の子供にはこういう経験はしてほしくないですね。そのための知識も取り入れたいと思います。

投資の格言「In his shoes. In her shoes」

これは、日本語で「物事の裏に隠れた意図に気付く」という意味のようです。

ウマい話に騙されないためには、相手が何を意図しているかを見抜く力も必要です。

そして、大きく資産を増やすためには、時には勇気を持って、多くの人の投資行動と逆の行動をすることも求められます。

投資に限らず、権威や権力を簡単に信じ込んでしまわない、真に自立した人間になりたいと強く思いました。

 

ありがとうございました!

 

投資バカ 賢い人は金融機関を信じない (朝日新書)

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  • 作者:中野晴啓
  • 発売日: 2015/09/30
  • メディア: Kindle版