おはようございます。
cooperです。
今朝は、えらいてんちょうこと矢内東紀さん著の「とにかく死なないためのしょぼい投資の話」を読了しました。
著者プロフィール
矢内さんは、1990年生まれの作家、経営コンサルタント、投資家です。
慶応大卒後業後、2015年にリサイクルショップを開店、塾の経営などに着手し、その後池袋でイベントバーを開店。
起業などについての著書多数です。
元々は、自身のことを「社会不適合者」と呼び、サラリーマンのような生活はできないということから、起業に手を出したというのが面白いところです。
本書をオススメしたい人
- 起業に興味を持っている人
- 「投資」という言葉に抵抗がありつつも、やってみたいと思っている人
- 老後2,000万円問題が気になって仕方ない人
書評
矢内さんは、コロナ禍や老後2,000万円問題に対する考え方や、向き合い方について独自理論を展開しています。
※一方で具体的な投資法などには言及されていません。
印象的であったのは、矢内さんは人生を豊かにするために「心理的債権」の大切さを強調されていました。
お金をいくら持ったところで、誰からも信頼されず、誰一人として味方してくれる人がいなかったら、いろんな意味で死んでしまう可能性は高い。
そういう意味では、周囲への気配りによる「心理的債権」を多く持っていることが大切だと述べています。
何かをタダであげるというのは、最高の投資だとも述べています。
私は経済的自立(FI)を目指して投資をしていますが、いくらお金が増えても、楽しい時間や経験を分かち合う人がいなかったら寂しいですよね。
というか、意味ないですよね。
また以下のようにも表現しています。
あなたの楽しみ、というう他に代えがたい経験を、なんにでも使える現金に替えるのは、投資的に言えば大損になる。
これは本当に気を付けなければいけません。
貯蓄や投資をしながらも、「今やりたいこと」に目を向けていきたいと思いました。
本日もありがとうございました!