おはようございます。cooperです。
今朝は、松浦弥太郎さん著の「松浦弥太郎の新しいお金術」をご紹介します。
松浦さんの著作は、過去にも数冊読ませてもらっていますが、非常に朗らかな人柄が印象的で、ぜひ一度お会いしてみたい方の一人です。
書評
本書では、若かりし頃からお金のことで悩み続けてきた松浦さんが、「どうすればお金持ちになれるのか」ということを考え、時には資産家からの助言から、たどり着いた答えを述べられています。
気になった(気に入った)言葉を以下列挙します。
- お金のことを「お金さん」と呼び、友達になろう
- 「お金さんが大好き」と言って、仲良くなろう
- お金さんに「ありがとう」と言って、気分良く過ごせるように丁寧に接しよう
- お金持ちとは、お金さんとの友達付き合いが上手なひと
- まず100万円を貯めよう(日本では必ずそれができるはず)
- お金は血液。自分のところでせき止めたりせず、社会に循環させていこう
- 「自分株式会社」を経営しよう
- 家族でお金の話をたくさんしよう
- お金さんと時間さんは仲良し
- 農夫であれ(どんなことも焦らず、じっくりと、熟すまで待とう)
- 二十代は自分に投資する時期、三十代は出てきた芽を一生懸命育てる時期、四十代で初めての収穫を経験する時期
- 人のために使うほど、お金は喜ぶ
- 消費(生活のために必要)、浪費、投資を意識しよう
- モノよりも経験に役立てる(モノに使っていては、お金は貯まらない)
- 好奇心の大きさは収入に比例する
- 敗者は良いが、弱者にはなるな(弱者は挑まない者、敗者は挑んで敗れた者)
- なんでも素直に試してみる(教えてもらったことは、まずやってみて感想を伝える)
- 友達と知恵さえあれば、お金はいらない
いやー、かなり多くなってしまいました。
どれも言葉に温かみを感じて、自分の中のドロドロした欲みたいなものが浄化される気分になりました。
松浦さんがスゴいのは、お金の本なのに投資のことは全く書かれていないことなんです。
むしろ遠ざけている節すらあります。
また「自分株式会社」という表現は、面白いと思いました。
「会社の経費なら、これは買わないだろう」「これは自社の経営理念に反する行動だ」など、客観的な視点で自身の行動を見ていこうというものです。
「株式会社松浦弥太郎」の経営哲学は、「正直、親切、笑顔、今日もていねいに」だそうです。
「株式会社cooper」は、、、
「真面目に、ていねいに」でしょうか。
松浦さんとモロかぶりですが、ていねいって良い言葉ですね。「お金を大切にし、正しい使い方をしていれば自然とお金持ちになれる」。本書の趣旨をこのように捉え、日々、真面目に過ごしていきたいと思います。
本日もありがとうございました!