おはようございます。cooperです。
今朝は、ヴィッキー・ロビンさん、ジョー・ドミンゲスさん著の「お金か人生か」をご紹介します。
400ページにわたり、「給料がなくても豊かにれる9ステップ」を教えてくれます。
- 過去に折り合いをつける→これまでの収入を全て把握すると共に、貸借対照表を作成する(現在の純資産を把握する)。
- 生命エネルギー(結局はお金と同義)の使い道を調べる→①仕事をするために必要な時間とお金から実質時給を計算する。②収入と支出を1セント(円)単位で逐一把握する。
- 毎月の支出表をつくる
- あなたの人生を根本から変える3つの質問 ①差し出した生命エネルギーに見合う価値を得たか? ②生命エネルギーの使い方は人生の目的と調和しているか? ③もしお金のために働く必要がなくなったら、このお金の使い方はどう変わるか?
- 生命エネルギーを可視化する→収入と支出からウォールチャートを作成する。
- 支出の最小化
- 収入の最大化
- 資本とクロスオーバーポイント→ウォールチャートより、支出と投資収入が交わる点を見つける。
- 経済的自立に到達した後の投資
さすが、近年のFIRE本の原点となった書籍ということで、しっかりとした内容で構成されています。そもそも、これだけの本を読むことができること勤勉な方であれば、それなりの財を築くことはできるのではないかとも思いました。
ちょこちょこ印象に残ったことを列挙していきます。
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人生とは大きな「問い」を立てることである。
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人生がうまくいく秘訣とは、最大の満足感をもたらす点(十分)を見極めることにある。あとはそのまま生きて死ぬだけ。
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安いスリルは外部報酬で得られる。深いスリルは、「偉大だと思える目標に力を注ぐこと」から得られる(→持続性がある)。
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仕事と賃金を切り離す。(過度に生きがい、やりがいを意識しない。)
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仕事の3つの目的 ①必要かつ役に立つ財やサービスを提供すること。 ②私たち全員が与えられた才能や資質を活用し、磨き上げる手伝いをすること。 ③他者と協力しながら、他者のために①②を行わせ、自らを生来の自己中心性から解放させること。
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自分の目的を探す3つの方法 ①情熱を傾けられること、心から関心のあるプロジェクトに取り組む。 ②自分が痛みを感じたことに取り組み、同じ痛みを持つ人々のために働く。 ③目の前の課題に取り組む(人々のシンプルなニーズに応える)。
人生とは非常にシンプルで、仕事とは非常に尊いものなんだなーって素直に感じました。人の痛みに寄り添うというのは、私の人生観からもしっくりくる内容であり、この機会に深く考えてみたいと思いました。
FIREは手段であって目的ではありません。今の仕事はイヤで仕方がないという訳ではないので、のんびり考えながら資産形成に励んでいきたいと思います。
本日もありがとうございました!