おはようございます。cooperです。
相場は連日の下げでなかなか厳しい状況ですね。ちょっとナンピンしてみましたが、タイミングを間違えたか。。また「資産激減!」の記事を上げようと思っています。
今朝は、橘玲さん著の「人生は攻略できる」をご紹介します。
書評
本書は副題として「お金と仕事と幸せの授業 君たちはこれからどう生きるか?」とテーマ付けされています。これまで語られてきた橘さんの「人生との向き合い方」のエッセンスを、学生や新社会人向けに分かりやすく解説しています。子供が高校生くらいになったら読んでもらいたいなーなんて思っています。
私自身、橘さんの書籍は数多く読んでおり、本書で復習することができました。やはりこの方の生き方には、非常に憧れるものがあります。
そのエッセンスを列挙します。
- 人生はロールプレイングゲーム→大富豪の子供の人生はレベル99から始まるため、つまらない(ようです)。
- 可能性は無限大だが、年をとると減っていく→自分だけの「スペシャルなもの」を持つこと。さもなければ、50代でどうすれば良いか分からない大人になってしまう。
- キャラに合った自分らしい生き方をする
- 「圧倒的な努力」ができるのは好きなことだけ
- 会社ではなく仕事を選ぶ→トライ&エラーを繰り返し、自分らしくできる仕事を見つけ出す。
- 1万時間の法則→1日10時間×3年間で、「一流」になれる。なぜこんなに努力できるのかというと、それが「好き」だから。
- 会社は社員が幸福になるためのただの道具→ルールを守った上で使い倒せばいい。
- 好きなことより得意なことを選んだ方がうまくいく
- お金が大事なのは、お金があれば「お金から自由にしてくれるから」
- 「自由」とは、イヤなことをイヤだといえること
- 若いうちは人的資本が高く、金融資本は低い→若いうちは人的資本を活用し、よく働くこと。
- 専業主婦は2億円損をする
- 年収800万円を超えると、そこからは幸福感があまり変化しない
- 宝くじは「愚か者に課せられた税金」→期待値がそもそも50%。
- 所有からシェアする時代へ→車も部屋も不要。
- マイホーム購入によりリスクが不動産に大きく偏る
- 日本のサラリーマンは世界でいちばん会社が嫌いで、自分の仕事にネガティブな感情を抱いている
- 伽藍の世界を捨ててバザールに向かおう→より開けた世界に身を置くこと。定年後にもその仕事を続けられるかを常に意識する。
- 幸福の土台は、金融資本(お金)、人的資本(仕事)、社会資本(愛情・友情)である→このうち、まずは2つを満たすように努力しよう。
- ギバーになろう→面白い情報を教えることができる、面白い知り合いを紹介できる人は強い。
- モノよりもコトの方が幸福感は長く続く
こんなおじさんが、近親者にいたら人生観も変わって良いななんて思います。いや、「いつも、あの人遊んでばかりで何してるんだろう?」と怪しんでしまうでしょうか。
人生の新たな節目に向けて土台づくりをしている今、日々どうやって過ごすべきか考えさせてくれる良書です。
本日もありがとうございました!