おはようございます。cooperです。
今朝は、長田淳司さん著の「株はメンタルが9割」をご紹介します。
長田さんは、サラリーマン投資家を支援する投資家で、本人も兼業投資家として資産を築いています。
リーマンショックなどの失敗を経て中長期投資にシフトし、元金300万円を7000万円強まで増やしたということです。
10億円とか夢見たいな数字ではなく、ある程度現実的な数字なので、好感が持てますね。
書評
最近、「○○は○○が9割!」みたいな本がありふれすぎてて、正直、怪しく感じていましたが、多くの学びがありました。
むしろ、こういう安っぽいタイトルにしなければ良いのにと思ってしまいました。
- 二流投資家を目指せ→銘柄の上がり下がりを読むことなんて不可能。中長期投資で50%以上の勝率の投資を続けよ。
- 株の儲けは我慢料→株価が動かない「凪(なぎ)の状態」を受け入れることができるメンタルを持て
- 相場に張り付いてはいけない→メンタルのブレにつながる
- 必要な情報はシャットアウトせよ→専門家の意見は百害あって一利なし
- 怖いと思って買った時ほど儲かる
- ポジションを取りつつ、追加投資資金も常にキープしておく→メンタルの安定につながる
経験に裏打ちされた、実践的なテクニックだなーと思いました。投資を始めた頃だと、なかなか理解できなかったかもしれませんが。
1月下旬頃より、私がメインで投資している米国株が大きく下げており、100万円くらい総資産が減少するのを指をくわえて見ていました。
こういう時に、メンタルは大事だなと思いました。特に6でご紹介した、追加投資資金の確保はとても大事だと思います。フルインベストメントなんて言葉もあり、カッコいいななんて思いますが、やはり一定のキャッシュは持っておくと心の余裕につながります。
この下落相場(今日は反発していますが)で、どう動くか、本書で学んだこともうまく活用できたらなと思います。
本日もありがとうございました!