おはようございます。cooperです。
そろそろ新年度に向けた社内人事の発表があります。私も、現在の事業所には長期間在籍していますので、家族でドキドキしています。次は、どこの土地に住むことになるやら。
今朝は、越川慎司さん著の「AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣」をご紹介します。
越川さんは、コンサルティング会社である株式会社クロスリバーの社長です。この会社では、ITをフル活用してメンバー全員が週休3日・週30時間労働を継続しているようです。うらやましい。
本書は、各界のリーダーの思考・行動をAIで分析し、導き出された「リーダーの正解」が紹介されています。「メンバーの働きがい」と「組織の成長」を両立させたい方に向けられた書となっています。ここでいうリーダーとは、安定して成果を出し続ける「上位5%のリーダー」のことを指しています。
今回も、多くの学びがありました。以下にまとめます。
リーダーの意外な特徴
- 歩くのが遅い
- メンバーに敵わないと思っている
- 感情を共有する
よかれと思ってやってしまう(悪い)行動習慣
- 何でも「見える化」しようとする→年間目標と行動目標は共有し、実現方法はメンバーに任せる
- タスク管理が自分のメイン業務だと信じる→仕事が来たときに、受けるかどうかの判断に最大のエネルギーを注ぎ、受けた仕事はメンバーに任せる
- 感情で人を動かそうとする→まずはメンバーとの関係構築に努め、協力体制をつくる
リーダーの「自分磨き」
- 口角を2cm上げて誤解を防ぐ
- 弱さを出して人脈を広げる
- 「歩き回り」で偶然の出会いを必然にする
- 学んだことを手放す→常に新しい情報・学びを取り入れる
チームを活性化するアクション
- 暇なフリをする
- 成功の後にWHYを繰り返す
- 指示代名詞を避ける
リーダーの行動を浸透させる方法
- 冒頭2分間は雑談を入れる
- オンライン会議では「ビデオ・オン」にする
- 5つのNGを展開する
最後の5つのNGとは、5%リーダーが心がけている5つのNGワードとなります。
- 「最近、どう?」
- 「最近忙しい?」
- 「だらだらやっていない?」
- 「だけど、でも、どうしても、どうも」
- 「あれ、これ、それ」(特にテレワーク中)
思わず使ってしまいそうなことばかりなので、意識して避けていきたいと思います。
こう考えると、私のような凡人は「意識して」リーダーを演じる必要があるようにも思いました。リーダーの特徴である「メンバーに敵わないと思っている」という思いなら自信がある(?)ので、これは今後も全面に出していきたいなと思います。
皆様にも何か学びがあれば幸いです。
本日もありがとうございました!