まったり米国株投資で51歳までにFIREを達成するブログ

普通のサラリーマンパパが投資と趣味を両立させて経済的自由を手に入れる

お金をクルクル回そう!

おはようございます。cooperです。

今朝は、澤上篤人さん著の「お金をまわすだけでいい!」をご紹介します。

澤上さんは、有名な「さわかみファンド」を運用する、さわかみ投資信託株式会社の社長です。日本株の長期投資を信条としています。

本書は、2012年の作品なので、データは古いものにはなりますが、資産形成に関する考え方については多くの学びがありました。以下、列挙します。

学んだこと

  1. 日本の個人金融資産は1515兆円、うち預貯金は790兆円である(2012年)。これはGDPの1.7倍に相当する。
  2. アメリカの個人預金は、GDPの30%程度に過ぎない。
  3. 個人が預貯金の利息収入の半分を消費に向けると、GDPに対して約3%の成長押し上げ要因となる。
  4. 下流社会とか二極化とかクソくらえだ。→その気になって汗水流して働けば、自分の置かれた環境は変えられる。とにかく、今の3倍働いてみよう。
  5. 投資の勉強などしない。→勉強すればするほど、好景気の時に指標判断をして高値掴みをしてしまう。中途半端な勉強はしないほうが良い。
  6. 生活者としてなくてはならない企業、応援したい企業に投資する。ただし、大きく経営展開などして、魅力がなくなれば、切り捨てる。
  7. 自分ひとりでも、とにかく始めよう。
  8. 預貯金は丸投げ無責任→「まじめに預貯金しておけば間違いない」で思考停止している。
  9. 自分の意思と夢と思いと、お金に乗せてやろう。

かっこいい方だなと思いました。

こういう人が政治家にいたら、日本は変わったのでしょうか。すごいのは、2,012年の書籍なので、東日本大震災のあとに、これまで大胆なことを言ったということです。実際に、これから日経平均は大幅上昇していて、アベノミクスなんかも含めて、大きな利益を上げた人も多かったのかと思います。

今年は、アメリカ株投資家にとっては我慢の年だと思います。私も資産を減らしていますが、むしろ今は割安だと思って、買い向かいたいと思います。(日本株にはあまり興味はわかないのですが。。)

本日もありがとうございました!