まったり米国株投資で51歳までにFIREを達成するブログ

普通のサラリーマンパパが投資と趣味を両立させて経済的自由を手に入れる

どうせ死ぬのなら。

おはようございます。cooperです。

今朝は、内館牧子さん著の「すぐ死ぬんだから」をご紹介します。同作者の「終わった人」では、定年後の男性の人生を描かれていたのですが、本作は老後の女性が主人公です。「終わった人」は映画も見たのですが、「定年後はこんな(惨めな)感じになりたくないな…」と思いました。

本書の主人公、忍ハナは78歳。旦那の岩造とは、周囲からおしどり夫婦と言われ、何不自由なく毎日を過ごす。「年齢通りに見られてはいけない」と、身なりに気を使い、旦那にもそれを求める。そんな中、突如、岩造が他界し、生きる目的を失うハナ。しかし、あることをきっかけに、残りの人生を力強く生き抜こうと決意する。。

ハナの、歯に衣着せぬ物言いがなんとも爽快な内容でした。また歳をとっても、身なりには気を使わなければという、一種のプライドのようなものは、何か考えさせるものがありました。

自分を振り返ると、30代前半くらいまでは、結構身なりにも気をつけていたように思います。最近気づいたら、ファッション、散髪、整髪料、スキンケアなど、あまり見た目を気にしないようになっていました。

これは成長なのか老化・老衰なのか…。あまりに奇抜すぎて、「イタい老人」と言われるのは嫌ですが、皆と同じようにくすんだ色ばかり着る老人にもなりたくないと思います。

また本書では、何か生きる目的を持つことで、健康で若々しくいられる様子が描かれています。それは趣味でも仕事でも、家族でも良いのですが、おそらく40代に突入した今は、それを探す時期なんだと思います。試験勉強やら在宅ワークで、身体がなまりまくっているので、少し運動しながら考えてみたいと思います。

本日もありがとうございました!