おはようございます。cooperです。
今朝は、喜多川泰さん著の「手紙屋」をご紹介します。言葉足らず恐縮ですが、今回、本当に良い物語に出会うことができました!
本書は、就職活動中の大学四年生(男)の主人公が、通っていた喫茶店で、偶然に「手紙屋」のチラシを見つけたところから始まります。
手紙屋は、お客さんと手紙をやり取りをして、報酬を得ているということ。
主人公は、手紙屋と文通をする中で、仕事や人生について深く学び…というストーリーです。
何より、この手紙屋の温かい言葉に、現職の私も多くのことを学びました。
本書で好きなワード
-
「平時はあなたの」頑張りで他の社員の分まで給料を稼ぎ出す」 不公平どころか、これほどカッコいい行き方は無いと思うんです。
-
あなたの頭の中にいつも「天秤」を用意することです。天秤の片方の皿の上には、あなたの手に入れたいものを載せます。そして、それと釣り合うものを、釣り合う量だけ、もう片方の皿の上に載せたときに、あなたの欲しいものが手に入るのです。
-
手に入れた結果の善し悪しは、あとでいくらでもあなた自身が変えることができます。今は、結果を恐れずいろんな経験を手にするために行動あるのみだと私は思うのです。
-
本当に必要なことは、理想論のように聞こえるかもしれないですが、やはり、「多くの人から必要とされること」なのです。働くことはそのための手段にすぎないのです。
-
ある仕事が自分に向いているかどうかは、やってみなければわかりません。ー中略ー。 大切なのはどの船に乗るかではなく、その船がどういう目的で航海しているか、です。
-
「今、目の前にあるものに全力を注いで生きる」
-
大きな夢を持つということは、大きな壁を乗り越えなければいけないことと同義です。ー中略ー。でも、壁が高くなればなるほど、あなたを応援する応援団は多くなります。
-
自分を変えてくれるような本を読み、自分の意見を書き綴っていく。このことで自分を磨くことができます。けれども一回だけではすぐにホコリをかぶってしまいます。習慣化することが大事です。
-
「止まっている人は、止まり続けようとする。動いている人は、動き続けようとする。」
-
失敗する人は、「才能」を頼りに夢を叶えようとする。ー中略ー。一方で、成功した人は「情熱」を頼りに夢を叶えようとします。
いかがでしょうか。ぜひ、子供に読ませたいと思っています。息子には、赤ちゃんころから毎夜読み聞かせをしているのですが、何とかそれに入れ込めないか考えます。
こういう本に大学生の時に出会っていたら…。いや、恐らくその時は必死で、「綺麗事言うなよ」みたいに突っぱねてたかもしれません。就職活動…、とても大変でしたし、今考えると、何も考えずにやっていたなと恥ずかしい思いです。
結局60社くらいエントリーして、2社しか合格しなかったので、色々と足らないこともあったんでしょうね。
今週は、初心にかえって、仕事の本質を見つめ直してみたいと思いました。
本日もありがとうございました!