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ロスジェネの逆襲

おはようございます。cooperです。

少し前ですが、サッカー日本代表は盛り上がりましたね。私は完全なにわかファンですが、クロアチア戦の三笘選手のプレーに涙が止まりませんでした。

息子がサッカー教室に通っています。楽しそうにやっていてとても良いのですが、とても真面目に突き詰めて考えると、プロ選手になる以外は、いつかは辞める時が来るものです。先日ご紹介した、為末大さんの「諦める力」にも、若い時に短距離という花形の競技を諦めた様子が描かれていました。

親心としては、子供の才能を見抜いて、できるだけ活躍できる場所に導いてあげたいと思うものですが、子供の「好き」という気持ちを無視してはいけません。私の家系は、短距離走よりも長距離走に才があるらしく、息子にもその片鱗を感じます。ただ子供にとっては、マラソンなんてつまらない競技だと思います。今はワールドカップを観て、息子も気合が入っていると思うのですが、年明けに出場予定のマラソン大会を機会に、少しずつ「勝つ」ことの喜びも教えてあげられたら良いと思っています。

さて今朝は、池井戸潤さん著の「ロスジェネの逆襲」をご紹介します。

前作で証券子会社に出向させられた半沢直樹は、とあるIT大手企業より買収案件の持ち込みを受けます。しかし、部下の能力不足もあり、この案件は失敗に終わります。その後、実はこの案件は裏で手を引いている者がいることが分かり、またも半沢直樹は権力や欲の渦に巻き込まれていきます…。

サラリーマンとして、少し弱気になってしまった時は、池井戸さんの作品をどうしても読んでしまいます。毎回似たような展開ではあるのですが、この這い上がる感じが何ともたまりません。

中でも、上層部のやり方に耐えきれずにIT企業の財務部長を辞した、玉置さんという方の言葉に感銘を受けました。

「仕事の質は、人生そのものの質に直結しますから」

そうだよなー、と思いました。ここまでの世界ではないものの、本社に異動してきてからは権力争いみたいなものを目の当たりにしています。近年は業績も良くないのに、そんなことに時間とお金を使っている場合なのかなと思いますが、そんなものなのでしょう。

こんな熱い話を読んだ後ですが、私は上手く立ち回り、自分の生活はしっかり守るという姿勢を崩さないようにしたいと思います。

 

本日もありがとうございました!