おはようございます。cooperです。
今朝は、本山勝寛さん著の「東大・ハーバードダブル合格 16倍速勉強法」をご紹介します。
著者プロフィール
本山さんは、高3春より独学で東京大学に現役合格し、その後TOEFLでも高得点を上げて、ハーバードの大学院に合格したというスーパーマン(?)です。教育関係の本を数多く出版されています。
書評
本書では、本山さんが独自に編み出した、4つの要素を「かけ算」で働かせる画期的な勉強方法を紹介しています。
以下記述の通り、勉強の成果を高めるには4つの要素があり、さらに各要素を因数分解することができるというものです。
☆勉強成果=地頭✖戦略✖時間✖効率
地頭=読む力+書く力+数を処理する力+体力
戦略=目標の立て方+情報+プランニング+モチベーション術
時間=モチベーション+工夫
効率=コツ+集中
4つそれぞれの要素を2倍にすることで、16倍の成果を上げることができます。
それぞれ簡単に説明します。
☆地頭
- すべては「読み・書き・そろばん」から!
- 本を常に持ち歩き、スキマ時間で読書せよ!
- アウトプット思考が大切。ブログを活用し、本のレビューを載せろ!
- 独自ノートは作らない(時間のムダ)
- 数字に強くなれば人生を得できる
- 頭は身体の一部である。スポーツで体力と集中力を磨け!
☆戦略
- 期限なしの目標は夢でしかない(目標を具体化せよ!)
- 敵を知り己を知れば百戦しても殆からず(孫子の格言)
- 目標の期限設定をすることがプランニングの始まりである
- 苦手克服が逆転勝利への近道(伸び代が多いため)
- 目標を公言してモチベーションを維持せよ(ブログも活用する)
- 休憩時間では簡単な運動を取り入れると良い。
- 運動以外では、何か人のために尽くすこと(家事の手伝いなど)を行うと良い→今自分が勉強できることがどれだけ幸せなことかを実感し、周囲で支えてくれる人々に感謝の気持ちをもつことが大切。
☆時間
本当の勉強時間=(モチベーション+工夫)✖勉強効率
①勉強時間の確保は大切だが、それは工夫次第で増やすことができる
②モチベーションは工夫と仕組み次第でかわってくる
→ただ時間だけかけても、身になる勉強ができるとは限らないが、効率だけ良くても時間が少なくては得るものも少ない。
☆効率
- 勉強の基本は問題を解くことである(本番に近い形で勉強ができる、自分の理解度を把握できる
- 点数から目を背けない
- 参考書に直接、メモを書き足していく
こんなところでしょうか。
私は大学受験に失敗し、浪人という苦い経験をしています(それでも第一志望には入れなかった)。
恐らく私は根が真面目なので、一生懸命勉強をしたのですが、この本で述べられているような勉強法とは程遠いものだったと思います。
ここ半年くらい、将来についてよく考えます。今の会社で永く働くことが良いのか、はたまた転職をするのか。
今の会社の待遇に不満はないのですが、これからもあちこち転勤するのは厳しいなと思います。子供の学校や親の介護などの問題もありますしね。
かといって、今の資産運用が上手くいって51歳で会社を辞めたとして、その後何をするのか…。甘いかもですが、やはり頭を使う仕事に携わっていたい気持ちが強いです。
そんな時、資格は強い味方になってくれるのではないかと感じます。ただ、何が向いているのか、何が有利なのかを思い悩んでいる内にどんどん時間が経ってしまっているんですよね。
早く自分のやりたいことを明確にして、この本を実践してみたいと思っています。
本日もありがとうございました!