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最短時間で簿記3級ネット試験に合格する方法

今回は、仕事や育児等で忙しい人が、簿記3級に最短時間で合格する方法をご紹介します。

私は2021年12月に、計40時間くらいの学習で合格しましたが、恐らく半分の20時間程度でも合格は狙えると思い、本記事を作成しようと思いました。

以下にポイントをまとめたので、順番に進めてもらえればと思います。

なお、本記事はネット試験に特化した内容となっていますので、その点は注意してください。

①ネット試験に申し込む

まず申込みましょう。お金を払うことで、やる気(追い込まれ感)が出ます。

www.kentei.ne.jp

これから紹介する方法なら、頑張れば1週間程度の期間でも合格が可能です。自分を追い込む意味で、直近で試験日を設定してしまいましょう。

ここで大事なのは「2回分申し込んでおくことです。

簿記3級の試験は、一般的に言われているような「簡単な試験」では決してありません。試験時間も短く、難易度が高い問題が出ることもあるので、一度の試験でたまたま落ちてしまい、そのまま諦めてしまったら非常にもったいないと思います。

そこで、ネット試験の特性を活かして、「もう1日試験を申し込んでおくこと」をオススメします。最短で試験より4日後に申し込むことがです。

1回目で合格できたらラッキーで、ダメでも2回目は絶対受かるように頑張るとしましょう。予約のキャンセルには手数料が発生してしまいますが、必要経費と考えましょう。

②ムダな勉強はしない

ネット試験は、大問として3つの問題で構成されています。70点以上で合格です。

  • 第1問→仕分問題(45点)
  • 第2問→帳票問題(20点)
  • 第3問→決算問題(35点)

恐らく、勉強を始めたばかりの方も、仕分問題は比較的早い段階でできるようになるかと思います。

問題はここからです。過去問題を解いてみても、第1問はある程度できても、第2問と第3問はさっぱりかと思います。特に第2問は出題パターンも多い上に配点は低いため、最短時間での合格を優先するなら第2問は捨ててしまいます

第3問は、出題パターンが大きく2つしかないので、丸暗記するくらいのつもりで、確実に得点できるように準備します。そして80点での合格を目指します

③勉強する順番を守る

勉強は以下のように進めます。

  1. テキストによる学習(4時間)
  2. スマホアプリによる仕分練習(4時間)
  3. youtube動画による苦手克服(2時間)
  4. 本番形式問題の練習(10時間)

まずは、「スッキリわかる 日商簿記3級」のテキストを使用して、基本をざっと学びます。

このテキストは、実際の取引の様子が例題としてマンガで示されており、簿記のルールを解説してくれるという構成となっています。

ここで大事なのは、テキストをただ読むのではなく、テキストの例題を自分なりに解いてみて、答え合わせをする要領で進めていくことです。この方法で読み進めれば、読み終わる頃には、ある程度仕分けはできるようになっていると思います。

よく理解できなかったとしても、とりあえずこの要領で4時間くらいで読み終えてください。

 ※ただし古い版のテキストを使っていると、出題範囲を網羅できていない可能性がありますので、基本的には最新版を買うようにしてください。

 

次にスマホアプリを用いた、仕分けの練習です。これは、1のテキストを読みながら、スキマ時間でやるのがオススメです。私は「仕分簿記3級」という無料アプリを使いました。これもあまり難しく考えず、どんどん問題を解いていきましょう。

ここまで来ると、自分の得意・不得意が分かってきます。

そこで、自分の苦手箇所についてyoutube動画を用いて補習をしていきます。私は、ふくしままさゆき さんという方のチャンネルを参考にしました。

動画の良いところは、簡単に進めていけるところですが、一方で目的が明確になっていないと効果が上がりません。なので「自分が苦手なところを選択して、集中して講義してもらおう」というように、しっかり意志を持って、聞くようにしたら良いと思います。

www.youtube.com

そして、最後に本番形式の問題をひたすら解いていきます。

問題集は、以下の合格テキスト 日商簿記3級を使用しました。このテキストは、大問ごとに解き方の解説問題があって、その後に演習問題(本番と同じ形式)へと続きます。このテキストにもオススメの使い方があります。

これまでの学習で基本的には仕分の基礎はできていると思いますので、第3問(決算問題)の解き方のみ学習していきます。特に、精算表については多くの人が苦手とするところかと思いますので、妥協せずに理解して下さい。 ※第2問は、言うまでもなく、無視します。

ここで、本番と同じ形式の演習問題を解きます。全12回分とかなりのボリュームがありますが、全て解いて下さい。

本番の試験は60分ですが、結構時間はギリギリです。しっかり時間を計ることを忘れないようにして下さい。特に、最初の仕分け問題は、15問あるので、1問1分くらいで解いていかないと、合格点は厳しいと思います。

恐らく1度目は、合格点には全く達しないかと思います。私も、最初は仕分け問題の半分くらいを正解し、第3問の一部で部分点が入っただけで、計40点くらいだったかと思います。ここでかなり心をへし折られると思いますが、これからの進め方について、次の内容を参考にしていただき、諦めずにがんばって下さい。

第3問について、結局は仕分けができないと始まりません。なので、第1問で8割くらいできるようになるまでは、これまでの方法でひたすら仕分けの練習をして下さい。そして再び第3問に挑戦する時も、まずは仕分けが完璧にできているかをよく確認して下さい。特に分かりづらい、「未払い・前払い」等の考え方は、動画も活用して、曖昧な部分をフォローするようにしてください。

第3問の配点は35点になりますが、仕分けができれば部分点を得ることが可能です。しかし一箇所間違えてしまうと、芋づる式にバツとなってしまうことがあるので、何とか満点を狙えるように頑張りましょう。

演習問題は、2周は解くようにしましょう。

④早いうちにネット試験を経験する

合格を確実にするためには、本番の試験に慣れておくことが重要です。

ネット試験は、筆記試験とは異なります。特にPCの扱いには戸惑うことかと思います。そこで先ほどのテキストの付録の「ネット試験問題」にできるだけ早い時期に着手して下さい。

慣れてしまうと、こっちの方が紙に書く時間も不要で、早く解けるようになります。というか、それくらいに練習しておかないと本番で焦ります。

 

ここまでの①~④のポイントを守って学習を進めれば、合格できる可能性はだいぶ高くなると思います。あくまで80点を狙いましょう

試験日ギリギリの方も、諦めずにがんばって下さいね!

 

最後までありがとうございました!