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パリでメシを食う。(評価:★★★★★)

おはようございます。cooperです。

今日の本は、川内有緒さんの著作「パリでメシを食う。」です。先日の「空をゆく巨人」に引き続き、川内さんの表現力が光る作品でした。

所感など

本作は、パリで仕事をする日本人10人のドキュメンタリー本です。とは言っても、彼らの素性は様々で、パリに憧れて切磋琢磨する料理人から、理由もなく日本を飛び出して結果的にパリで仕事をすることになった写真家や画家など、バリエーション豊かです。川内さんは、彼らと対談する中で、彼らの内面を十二分に引き出し、文章を介して、その存在を輝かせています。

私は過去にパリに旅行したことがあるのですが、本書を読むと、表面的な部分しか見ることができなかったと感じました。彼らの住むパリは、ある意味で非情で残酷な場所に映りました。自由と言えば聞こえは良いのですが、それは確たる自分を持っていなければすぐに弾き出されてしまうということです。

そんな中、彼らが頑張れたのは、類まれなる才能というよりも、「やり遂げたいという強い意志」と思いました。何かの技術を学ぶには、王道ならその道の学校に通って、それから会社に勤めて…となりますが、彼らは違います。技術を持っている人や会社に直談判して、そこで働かせてもらうことを選びます。それが一番手っ取り早いと知っているからです。そして、自分でその道を選んでいるので、ちょっとくらい理不尽なことがあっても、めげません。彼らの年齢や家族構成は様々でしたが、素直にカッコいいなぁと思いました。

自分に置き換えると、まずは今年こそ資格試験に合格せねば。。

 

昨日、子供から中学受験に挑戦したいと相談を受けました。まだ決定した訳ではありませんが、自分からやりたいと言うことは応援してあげたい気持ちです。お金は掛かりますので、まずシミュレーションしたいと思います。

 

今週は、これから長野の方に出張に行く予定です。寒い日が続きますので体調に気をつけてください。

今日もありがとうございました!