【資産報告：5,332万円】家族写真（評価：★★★☆☆）

おはようございます。cooperです。

今朝は、定例の資産報告です。２３年１２月１１日現在の総資産は、5,332万円となりました。冬のボーナスが反映されて、一時的に多くなっているはずなのですが、円高の件があって、あまり実感がありません。気にせずがんばりましょう。

書評

読書は、荻原浩さんの著作「家族写真」です。評価は、★３としました。

家族写真 (講談社文庫)

色々な家族にまつわる短編集です。主人公が５０歳くらいの男性ということで、親近感を感じつつも、「こんなんだったら嫌だなぁ」という話もありました。

「波平さんを探して」という作品では、小ネタとして波平さんが５４歳であることが明かされていました。あの年齢で役職なし、家族ではそこそこ威厳があり、酔っ払って帰ってもお咎め無しなんて、理想のオッサンだと思いました。

「プラスチック・ファミリー」という作品は、世間に不満タラタラの独身男が、若かりし頃の意中の女性とそっくりなマネキンを廃棄場で見つけ、あろうことかそれを持ち帰り一緒に暮らすという話です。

私も、若い時の記憶を、現実より美化したり、逆に悪く脚色させてしまったりすることがあります。特に学生時代の部活やバイト、恋愛など、後悔の念が強く残っている事柄があります。私の場合、何故か料理をしている時に思い出してしまうのですが、笑って済ますようにしています。（家族は気味悪がっています）

社会に出てからは、あまりそういう記憶がないのは不思議ですね。日々、ダラダラと過ごしているからでしょうか。

昨日より試験勉強を再開しました。今年は合格できるようにがんばります。

今週は、明日埼玉に出張するくらいで、落ち着いて仕事を捌いていきたいです。がんばりましょう。

本日もありがとうございました！

パリでメシを食う。（評価：★★★★★）

おはようございます。cooperです。

今日の本は、川内有緒さんの著作「パリでメシを食う。」です。先日の「空をゆく巨人」に引き続き、川内さんの表現力が光る作品でした。

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)

所感など

本作は、パリで仕事をする日本人１０人のドキュメンタリー本です。とは言っても、彼らの素性は様々で、パリに憧れて切磋琢磨する料理人から、理由もなく日本を飛び出して結果的にパリで仕事をすることになった写真家や画家など、バリエーション豊かです。川内さんは、彼らと対談する中で、彼らの内面を十二分に引き出し、文章を介して、その存在を輝かせています。

私は過去にパリに旅行したことがあるのですが、本書を読むと、表面的な部分しか見ることができなかったと感じました。彼らの住むパリは、ある意味で非情で残酷な場所に映りました。自由と言えば聞こえは良いのですが、それは確たる自分を持っていなければすぐに弾き出されてしまうということです。

そんな中、彼らが頑張れたのは、類まれなる才能というよりも、「やり遂げたいという強い意志」と思いました。何かの技術を学ぶには、王道ならその道の学校に通って、それから会社に勤めて…となりますが、彼らは違います。技術を持っている人や会社に直談判して、そこで働かせてもらうことを選びます。それが一番手っ取り早いと知っているからです。そして、自分でその道を選んでいるので、ちょっとくらい理不尽なことがあっても、めげません。彼らの年齢や家族構成は様々でしたが、素直にカッコいいなぁと思いました。

自分に置き換えると、まずは今年こそ資格試験に合格せねば。。

昨日、子供から中学受験に挑戦したいと相談を受けました。まだ決定した訳ではありませんが、自分からやりたいと言うことは応援してあげたい気持ちです。お金は掛かりますので、まずシミュレーションしたいと思います。

今週は、これから長野の方に出張に行く予定です。寒い日が続きますので体調に気をつけてください。

今日もありがとうございました！

【資産報告：5,290万円】誰にも書ける一冊の本（評価：★★★☆☆）

おはようございます。cooperです。

また、だいぶご無沙汰しておりました。１１月の最初の週に稚内に出張した際、体調を崩しまして、２週間程、動けない状態でした。近頃続いている頭痛も相まって、仕事と療養で精一杯の日々でした。本当に情けない…。

本日は、久々の資産報告を行います。２３年１１月２１日時点の総資産は、5,290万円となりました。療養中、日米共にグググっと上がるタイミングがありましたね。新NISA前に、下げてほしい気持ちはありますが、資産が増えることに悪い気はしません。

読書は、荻原浩さんの著作「誰にも書ける一冊の本」をご紹介します。

誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫)

あらすじ

亡くなった父が残した、一人の男の生涯を記した原稿。これは、父の自叙伝なのか創作なのか。読み進めることで、父への理解を深めていき…。

所感など

父という存在を、今一度考えさせてくれる作品でした。考えてみると、自分も父親の生い立ちや経験など、知らないことばかりだなと思いました。

先日、父と母と私達家族で、軽い外食をしました。父親は珍しく酔っ払い、色々と管を巻いていましたが、とても幸せそうでした（未だに会社員時代のことを誇らしく語れる父のことを恥ずかしくも、カッコよく思いました）。

そんな父も７０歳を超えているので、もっと話を聞いておきたいと強く感じました。

本作は字が大きく文字数も少ないため、気軽に読める作品かと思います。ぜひぜひ。

今週は、昨日と今日で外部研修を受けに来ています。明日は祝日ですね、がんばりましょう。

本日もありがとうございました！

空をゆく巨人（評価：★★★★★）

おはようございます。cooperです。

今朝は、川内有緒さんの著作「空をゆく巨人」をご紹介します。川内さんは「パリでメシを食う。」で著名なライターさんですね。

空をゆく巨人 (集英社文庫)

あらすじ

この作品は、いわき市の実業家「志賀忠重」と中国の世界的現代美術家である「蔡國強」との、アートと人間の物語です。

二人がタッグを組んで制作した作品は数知れず、その中でも、東日本大震災後に制作された「いわき回廊美術館」は最大規模を誇ります。

国境も歩んできた道も違う二人が、どのように出会い、そして美術館を作ることになったのか…。

感想など

私は、いわゆるアート的なことは全く分かりません。私が書く動物の絵は、とてもいびつなもので、よく家族にからかわれる始末です。

本作は、美術に興味を持つ方はもちろんですが、私のような素人にも楽しみ方があります。それは、この蔡と志賀という人間が持つ魅力にあります。

蔡さんの思い描くのは、いずれも非常にダイナミックで、スケールが大きい作品ばかりです。制作資金が乏しい時には、志賀さんはいわき市の仲間に声を掛けてチームを結成し、蔡さんの作品を実現していきます。

この、蔡さんの飾らない性格と、志賀さんの「人を巻き込む力」には、誰もが引き寄せられるものがあると思います。

後半は、東日本大震災のことが語られています。震災をきっかけに始められた「いわき万本桜プロジェクト」は今も続いており、なんと完成は250年後のみ込みとのことです。まとめると、「あーすごいなー。こんな人に少しでも関わってみたいなー。」と、読後は放心状態になりました。

そして、この魅力を伝える川内さんの表現力も、大変素晴らしい。良い作品に出会えました。

今日終われば連休の方が多いのでしょうか。お仕事がんばりましょう。本日もありがとうございました！

【資産報告：5,115万円】「むかしむかしあるところに、死体がありました。」

おはようございます。cooperです。

今朝は、定例の資産報告です。

23年10月24日時点の総資産は、5,115万円となりました。日米共にズルズル下がり、大幅に資産を減らした印象です。少し上がり過ぎの気配もありましたので、この程度の調整は問題ないと思っています。

読書の方は、青柳碧人さんの著作「むかしむかしあるところに、死体がありました。」をご紹介します（評価：★★★★☆）。なかなか衝撃的な表紙に惹かれて手に取りました。

むかしむかしあるところに、死体がありました。 分冊版 ： 1

あらすじ・感想など

本作は、カテゴリで言うとミステリに分類されるかと思います。正直、私はミステリという分野があまり得意ではなかったのですが、そんな私でも読みやすい作品だったと印象です。

それは、誰もが知っているであろう「一寸法師」や「花咲かじいさん」などの作品が舞台にされているからです。その作品の背景が分かっているからこそ、作品に入り込みやすく、またそれを裏切る事件に心を動かされるように思います。

さらに短編５作品になっているので、非常に読みやすいと思います。続編も出ているようですので、チェックしてみたいと思います。

今週は月曜日に振替休日をもらっていたので、今日から出社となります。お仕事がんばりましょう。ありがとうございました！

【資産報告：5,190万円】あやうく一生懸命生きるところだった

おはようございます。cooperです。

お久しぶりの投稿です。昨日、資格試験（一次）が終了しましたため、再び書き始めます。

久々の資産報告です。23年10月18日現在の総資産は5,190万円となりました。

今は、日本株の方が上下激しいですね。円安で買いを進めていた海外投資家が、一気に引いていくなんてことないと良いのですが。

さて、試験に際しては、色々なことがありました。まず試験前には九州に１週間出張、その後、帰ったら家族がコロナに罹っていて、その後私も体調不良に。（コロナは陰性でしたが怪しい。）

結局、予定していた勉強時間を稼ぐことができずに、試験に臨むことになりました。

今回感じたのは、勉強時間を捻出することよりも、「どうやって自分を集中状態に持っていくか」の方が難しいということです。家族からせっかく時間をもらっても、１００％勉強に充てられたかと言うと、反省することが多いです。特にYoutubeさんには大変お世話になってしまいました…。せっかくアプリをホーム画面から消したのに、気づいたらChromeから視聴している始末。

自身の体調が優れなかったのを差し引いても、まだまだだなぁと思いました。

二次試験は１月末ですので、一次通過しているか分かりませんが、少しずつ勉強できたらと思います。

読書では、ハ・ワンさんの著作「あやうく一生懸命生きるところだった」を読みました。

あやうく一生懸命生きるところだった

資格試験は真摯に取り組みながらも、「ちょっと自分、頑張り過ぎじゃない？」と思うこともあり、一次試験後の箸休めで手に取りました。

作中で筆者が、「お金もちになることを諦めた」という話がありました。韓国では、日本と同様に、受験戦争・出世争いが激しく、最終的にお金持ちを目指さなくてはいけない風潮があるようです。つまり、お金持ちになれなかったら、それは敗者ということ。

しかし、「ムリして勝者を目指さなくても良いじゃない？」という作者の姿勢に、今の私はとても心が休まりました。

今週は、試験のために月曜と火曜日を有給もらっていたので、今日から仕事です。がんばりましょう。

本日もありがとうございました！

【資産報告：5,254万円】ウシジマくん

おはようございます。cooperです。

今朝は気まぐれの資産報告をします。

23年9月19日現在の総資産は、5,254万円となりました。米国株式市場は、良い状況をキープしており、また円安の影響で総資産は最高値を更新しています。まぁ、今の資産状況はどちらでも良くて、来年からの新NISAの方針を早く決めきりたい気持ちでいっぱいです。

10月18日の労働衛生コンサルタント試験受験に向けて、やっと少しずつエンジンがかかってきました。残り１ヶ月弱、仕事も忙しそうですが、後悔ないようにやって勉強したいと思います。

勉強の合間に見た「闇金ウシジマくん」。公式ではyoutube動画を公開しており、とても閲覧しやすく、つい全部見てしまいました。。

闇金ウシジマくん（１） (ビッグコミックス)

借金する人の気持ちは全然分かりませんが、登場人物のほぼ全てが、承認欲求に負けて借金に走っているように思いました。

丑嶋さんが経営するカウカウファイナンスはトゴ（１０日で５割）という暴利だそうです。１万円借りたら、１０日後に１万５千円で返さなければならず、債務者は利息を返すだけで精一杯です。利息だけ返すことをジャンプというそうで、元金が全く減らないうちに、また次の借金を繰り返します。

みんなに認められたい、頼られたい欲は誰でも持っていて、自分も一歩間違えば…という学びを得ることができました。

お金の大切さを学ぶという意味では、とても参考になる内容だと思います。漫画も一度読んでみたいと思いました。

今週もお仕事がんばりましょう。後半は大阪出張に行ってきます。本日もありがとうございました！