まったり米国株投資で51歳までにFIREを達成するブログ

普通のサラリーマンパパが投資と趣味を両立させて経済的自由を手に入れる

保有期間は「永久に」でいい

おはようございます。

今朝は、桑原晃弥さん著の「伝説の7大投資家」を読了しました。

桑原さんは、経済・経営ジャーナリストで、業界問わず幅広い取材経験を持ち、企業の働き方や人材育成、投資まで、鋭い論旨を展開することに定評がある方です。

本書は、アメリカのIT起業家がウォーレン・バフェットの言葉や考え方を度々引用していることに注目した著者が、名だたる投資家について調べ上げ、まとめた書籍です。

七人の投資家達の生い立ちや、投資の世界に入るきっかけなどもかなり詳細に書かれており、非常に参考になる内容でした。

特に彼らに共通している「子供の頃に、商売やアルバイトの経験をしたことがある」というのは、お金の大切さや社会の仕組みを肌で感じるために必要なことだと思いました。

育児にも役立つ考え方だと思います。

 

いきなりですが、客観的に見ると彼らの投資行動や考え方は「狂気じみている」と思います。

自分の投資方針を信じ込み、家族や己の人生すらもなげうつ姿は、常人には到底マネできません。

実際、1929年の大恐慌の引き金を引いたとも言われる「ウォール街伝説の投機王」、ジェシー・リバモアは、驚くほどの成功と幾度もの破産を経て、自殺という悲劇的な最期を迎えています。

 

その中でやはり私は、未だに投資家や起業家からも尊敬を集めているウォーレン・バフェットに魅力を感じます。

 

投資格言 投資期間は「永久に」でいい

ウォーレン・バフェットは、「オマハの賢人」と呼ばれています。

それは、大富豪でありながら、決して贅沢に溺れず、慈善事業にお金を投じたり、金持ち優遇税制の非を国に訴え大統領にまで影響を与えているためです。

私も1億円の資産を持てたら、寄付やボランティアをしたいと考えるようになりました。

 

そんなこんなで、経営するバークシャー・ハサウェイの株価は50年で180万倍になったそうです。

彼の師匠は、これまた有名な「ベンジャミン・グレアム」です。

彼らに共通するのは、「知らないことには投資しない」「投資と投機を混同しない」「自分の投資方針を崩さない」などです。

また投資対象は「永久に」保有すると言っています。

これは、とことん調べ上げた企業の株は必ず騰がるから、短期で売買する必要がないということです。

スゴい自信ですね。

私は、先日、権利後に微妙に下げた株(エクセディとタカラレーベン)を、よく知りもしない会社なのに衝動買いしてしまいました。

米国インデックスなどと言いながら、感情的な行動をとってしまい、非常に後悔しています。

ただ同時に、「投資方針を守り続ける」ことの難しさも実感しています。

「今は株高の状況なので、キャッシュを増やして下げに備えよう」、今一度、冷静な行動と判断に努めようと思います。

 

ありがとうございました!