おはようございます。cooperです。
今朝は、大原浩さん著の「バブェットに学ぶ永久不滅投資法」を読了しました。
大原さんはGINZAXグローバル経済・投資研究会代表で、1994年に株式会社大原創研を設立して独立しました。
国内外のビジネス・投資に広く関わり、特に中国株投資・日本株投資で成功を収めたようです。
本書では、バフェット流の投資術について余すことなく解説しています。
2014年の内容で少し古いのですが、バフェット氏が選んだ具体的な銘柄とそれに似た日本株も紹介してくれており、非常に興味深い内容でした。
この時点でファストリやニトリ、無印などにも注目していましたね。
永久不滅投資銘柄を選定するためには、ブランド力と仕入力という2つの柱が大切であることを主張しています。
ブランド力とは、いわゆる「ビッグネーム」のことで、誰もが知っている知名度と信用力を指します。
実際にバフェット氏も投資している、コカコーラやアメリカン・エキスプレスなどですね。
こういう企業を「それなりの」価格で購入することが大切だと述べています。(一方で、デイトレやバリュー株投資には否定的です。)
最近、米国個別株にも興味があります。
ただそれなりの価格がいくらなのかは分かりません。
四季報などを読み込み、自分なりの適正価格を打ち出したいと思います。(膨大な時間がかかりそうですが。。)
二つ目の仕入力とは、コストコントロールとも言い換えられます。
不況時などにも、安定して利益を出すことができることが重要ということです。
そのためには、ブランド力も必須となりますね。
この二つの競争力を兼ね備えた企業は、確かに限られると思います。
また株価の変動もあまり大きくはないので、敬遠されがちかもしれません。
ただ、長い目で見ると必ず利益を運んでくれる存在となり得るということです。
とてもカッコいい投資法だと思います。
投資の格言 「一本の橋の料金所のようなビジネスをする」
バフェット氏は、川に橋が一本しかなければ、誰もがその橋を渡らなければいけない、つまり顧客の意見など聞かなくても自由に料金が設定できる事業をしたいと述べています。
確かに、私が事業を興すとしたら、あえて競争力の激しいレッドオーシャンよりも、収益性が高くニッチな事業をターゲットにすると思います。
しかし、その一方で政府の保護によって守られているような規制事業には投資をしないようです。
それは、組織が内部から腐敗し、自ら崩壊してしまうリスクがあるからです。
これは耳が痛い話でした。
政府に守られているということは、すなわち安定していると捉えることもできますが、「永久不滅」の企業にはなりにくいということですね。
もう一度書きます。
米国株四季報などを読んで、個別株の勉強をしたいと思います!
買うかは分かりませんが!
ありがとうございました!