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幸福感を高めるエッセンスとは?

おはようございます。cooperです。

今朝は、エリザベス・ダンさん、ロバート・ビスワス=ディーナーさん著の「幸せについて知っておきたい5つのこと」を読了しました。

本書をオススメしたい人

  • 日々の生活にハリがなく、幸せを実感することができない人
  • 科学的な検証に基づいた、「幸せとは何か」を学んでみたい方

書評

本書は、いわゆる「幸福論」のような哲学的なアプローチをしているものではないように思います。

「身近な生活の中で幸福を感じることができるように、自分の生き方を考えて(変えて)みよう!」というフランクな内容にまとまっています。

以下に、私が印象に残った内容を挙げます。

  1. 幸せな人たちには、共通して「他人との結びつき」が存在している
  2. 「親切」と「感謝」は、幸福感を高めるエッセンス
  3. 人は目の前のことに集中することで幸せを実感できる

1について。

著者は、スタバでコーヒーを買うときに、「ある行動」をとると、人は幸せになれると述べています。

何だと思いますか?

それは、店員さんと社交的な態度でコミュニケーションをとることだそうです。

研究結果では、被験者が内向的・外交的な性格に関わらず、コミュニケーションをとるように指示された人の方が、幸せを実感できることが証明されたようです。

「人と関わることで幸せを感じることができる」、知っていたようで、ちゃんとは意識していないことでした。

次に2について。

1の人との関わりに加えて、「人を助けようとする社会的な行動」は取る価値があると述べられています。

研究によると、ある学生に「週に1日だけ、5つの親切をすること」を実行させたところ、その人を大いに幸せにすることが分かりました。

その一方で「1日に1つだけ親切をすること」と指示した学生は、意外にも変化が見られなかったそうです。

つまり、なるべく多くの人に対して(1の内容)、親切にした方が、幸福感を得られるということです。

1と2を組み合わせて行うことが最強ということになります。

 

最後に3について。

これも大切です。

テクノロジーの発展により、私たちは常に外からの刺激にさらされています。

スマホが良い例です。

常にメールをチェックしている人は、目の前のことに集中できず、幸福感を感じることができないそうです。

これは私の前回のブログ記事にも出てきた内容でした。

過去の失敗や未来の不安にとらわれることなく、目の前の仕事や遊びに集中したいものです。

 

こんな内容が、研究者と聴衆とのやり取りで説明されており、非常に分かりやすい書籍となっています。

ぜひ読んでいただき、日々の生活を充実にするヒントを得てもらいたいなと思います。

本日もありがとうございました!