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残酷な世界を生き延びるには?

おはようございます。cooperです。

今朝は、橘玲さん著の「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を読了しました。

著者プロフィール

橘玲さんは、1959年生まれの作家さんです。

小説「マネーロンダリング」でデビューし、「言ってはいけない」や「女と男なぜ分かりあえないのか」など、なかなか大っぴらにできない世の中の仕組みや理(ことわり)に、鋭く切り込んでいます。

また「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」は非常に有名で、サラリーマンがマイクロ法人を設立し、合法的に節税をしていく方法を指南しています。

私もこの本を読んで、サラリーマンとしての新たな働き方、節税について学ぶことができました。

本書をオススメしたい人

  • 自己啓発が好きな人
  • 社会の荒波をどうやって乗り越えるのか、生き方のヒントがほしい人
  • 自身の幸福について考えている人

書評

なかなかセンセーショナルなタイトルですが、私なりの本書の要約は以下の通りです。

  • 知能(能力)の大半は遺伝で決まる(努力してもどうしようもない)
  • 比較優位の理論により、人は組織の中で得意なことで目立とう(能力を伸ばそう)とする。
  • 今後、世の中はマックジョブ(システム化された誰にでもできる仕事)で溢れていくだろう→ヒトにとってもマックジョブは快適である
  • 親の愛情は不要である(能力は遺伝で、人格は組織で形成される)

といった、なかなか根も葉もないことが多いのですが、これらの内容を橘さんは科学的なデータを元に解説してくれています。

とても引き込まれる内容だと思います。

 

そして、じゃあどうすれば良いの?には、

「好きなことを仕事にせよ」と述べています。

会社や学校など閉鎖された空間(伽藍)を捨てて、参加も撤退も自由な市場(バザール)に向かえと指南しています。

フリーな情報空間で、自分が好きで得意なことを世に発信し、世間から評価を得ることが生き残れる術だということです。

本質的かつ厳しいご指摘ですね。

私は約15年転職せず同じ会社で働いています。

異動は多く、現時点で4事業所目にはなりますが、どこも会社の風土は変わりませんし、一度ついてしまった個人の評価・評判は覆すことはできません。

改めて考えると、なかなかのムラ社会ですね。

これからの時代を生き抜くためには、もっともっと視野を広げて職場や私自身を俯瞰的に見ていかなければならないと改めて感じました。

ぜひご一読してみてください。

 

本日もありがとうございました!

 

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

  • 作者:橘 玲
  • 発売日: 2010/09/28
  • メディア: 単行本