おはようございます。cooperです。
今朝は、ひろゆきさん著の「1%の努力」をご紹介します。
今、動画やニュースアプリ等のメディアで見かけない日はないくらい人気のひろゆきさん。様々な人生の岐路でどのように考え、行動してきたのか、その方法について明快に述べられています。
私自身、ひろゆきさんの動画や記事にはよく目を通しています。最近は「宝くじを買うなんて意味が無い(だったかな?)」という持論を展開し、やや炎上していますが、私はこの意見には賛成です。
書評
本書では、まず「サボる才能はあるか?」という問いから始まります。できる限り最小限の努力で結果を出し、「死ぬまでの総量を増やす」ことにフォーカスしてほしいと述べています。
「必要なのはお金や時間ではない。工夫してやり方をかえられること。自分の頭で考えること。」
本書では、その考え方の考え方を、全49の思考として述べられています。その中で、参考にしたい内容を列挙します。
- この人とは「前提」が違うのではないか?→自分と違う意見を持つ人がいた時にも、「なぜそういう考えをするのか」を予想することで、新しい考え方にも寛容になる。
- 自分はどうなったらヤバいと感じるのか?→自分の人生にとっての底辺を考え、「最悪の状態」を想定しておく。できれば、旅行・映画・本などで実際に見る、触れることが大事。
- 片手は常に空けておけ。→チャンスが現れても、余裕がなければ取り逃がしてしまう。スケジュールに余白を作ろう。
- 自分にとっての「大きな岩」はなんだろう?→ツボの中には、先に大きな岩(本当に大事なこと)を入れないと、後から入れる隙間はなくなってしまう。砂や砂利や水は、後からでも入れることができる。その順番を自分で決めよう。
- 自分にとって何がストレスだろう?→一度やってみて、嫌だったらやめる。自分に向いていないことを体験すれば、それを避けることができる。逃げたではなく、寿命が延びたと思おう。
- なくなったら困る体験は何か?→好き嫌いだけで仕事を選ばない。自分にとって「これがなくなったらイヤだな」と思えることにニーズが隠れている。
- 特殊なポジションに手を挙げる→これは未体験だと思ったら、すぐに乗っかった方がいい。後先のことは考えない。できたらそれで良いし、できなかったら苦手なことが学べるので、どちらにしてもトクである。
- 自分は「いい人」に見えているか?→そこにいるだけで場の雰囲気を明るくさせること、コミュニケーションを円滑にすること。そういう才能はバカにできない。
- 身近に支えたい人がいるだろうか?→才能を持った人が最高のパフォーマンスを出せるように、自分ができることは何か。
- この1週間で「新しいこと」はあっただろうか?→人生を楽しめているかどうか。それは「最近こんなことがあった」と語れるものがあるかどうかで分かる。刺激を受ける毎日を送れているだろうか。
- 調べる労力を惜しんでいないか?→学ぶことを面倒に思わない方が、人生は楽しい。
私は、特に4と7に影響を受けました。
自分のための優先順位を決めて、先に取りかかるようにしなければ、やりたいことなんてできませんよね。やはり家族という大きな岩を軸に、仕事や趣味(砂や水)を埋めていきたいものです。
また7の「特殊なポジション」というのは、正に今私が悩んでいることです。最近、新しい事業に関する社内公募があり、興味を持っています。ただし、これまでの私のキャリアとは全く畑違いの分野で、恐らくこれまでのスキルは一切通用しません。ただ、私の言う「これまでのスキル」も、他者と比較して決して抜きん出ているものではないので、まずは「やってみれば?」という想いもあります。やってみて、「これ全然違うんじゃ…」となったときに、「まぁ、がんばってみるか」と思えるかどうか。
公募への立候補は明日までなのですが。。うーん、悩みます。
みなさんにも何か学びがあれば嬉しいです!
本日もありがとうございました!