おはようございます。cooperです。
今朝は、野口竜司さんの著作「ChatGPT時代の文系AI人材になる」をご紹介します。
私はナンチャッテ理系ということもあり、恥ずかしながらDXや今回のChatGPTに疎く、危機感を感じているところでした。
また最近、社内専用のChatGPTが導入されたものの、うまく活用できていなかったことが、本書を手に取ったきっかけです。
GPT時代のAI人材に必要な「7つの力」
- AI活用マインド→常にAI活用の可能性を考えること
- AIキホン理解力→AIで出来ることと出来ないことを理解する
- AI仕組み理解力→単一タスクではなく、たくさんのタスクを実行することができる
- AI事例収集力→世界の事例を効率的に集めていくことが重要
- AI企画力→AIの能力を活かし、適切な課題にマッチングさせることで、課題解決の質と量を向上させる
- AIプロンプト力→指令(プロンプト)の良し悪しで生成される内容のレベルが大きく変わる
- AIマネジメント力→AI操作力とAI導入力を磨き、精度を上げることが重要
感想など
本書は、ChatGPTの操作説明などではなく、実務に活かすための考え方の指南書に位置づけられると思います。タイトル通り、私のような超初心者にも分かりやすい表現になっています。
前述の通り、社内専用のGPTが既に導入されているのですが、これまでうまく活用できていませんでした。何度か触ったときも、結局、ネット検索とあまり変わらない使い方しかできなかったと記憶しています。
活用方法としては、まずはChatGPTへのプロンプト(指令)の方法が大切だということが分かりました。例えばプロンプトとして、依頼内容・役割(◯◯の先生やプロなど)・ルール(◯◯の方法で評価して等)・形式(表形式など)・評価・参照などを詳細に設定することで、こちらが求めている答えにより近づけることができるということです。
また巻末には、実際に企業での導入事例が紹介されており、非常に参考になりました。
子供とは「AIで消えていく職業」といった話をよくするのですが、これからの時代、AIはどの仕事にも関わってくるものであり、AIをうまく活用できる人材が必要となると感じました。(もちろんプログラミング技術も必要ですが、これもAIが作成できるようになる可能は大いにある。)
今のDXやAIの流れから振り落とされないように、何とか頑張りたいと思いました。
本日もありがとうございました!