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鉄道員(ぽっぽや)(評価:★★★★★)

おはようございます。cooperです。

今朝は、浅田次郎さんの著作「鉄道員(ぽっぽや)」をご紹介します。高倉健さんの映画で有名な本作ですが、母親の勧めで手に取りました。

あらすじ

本作は、短編集です。私のお気に入りは、タイトルである「鉄道員」と「ラブ・レター」という作品です。

①鉄道員

地方の鉄道員である職務忠実な男が、ある日、定年退職を迎える。周囲の心配をよそに、男は不思議な体験を通して、本当の自分の気持ちを知る…。

②ラブ・レター

執行猶予付きで釈放された男のもとに、偽装結婚をした、会ったこともない中国人妻の訃報が届き、遺体の受取を依頼される。遺体の引取りに向かう中で、妻からの手紙を読み、男は心を揺さぶられる…。

 

所感など

どの話も、とっても心に響きました。鉄道員を読み終えた時は、朝の通勤電車の中で思わず泣いてしまいました。そこそこありきたりな話なのに、文章の作りがとても精巧で、感情移入できたような気がします。

ラブ・レターという話は、どうしようもない男の心が、徐々に溶かされていく様子が手に取るように分かり、私の心にも染み渡りました。

1997年発行と、かなり昔の作品ですが、全く古さを感じない、素晴らしい作品に出会えたと感じています。母親にも感想を伝えてあげよう。

 

雑記

4月からも、私は現職のままなのですが、部署内に1名異動があり、新人が加わることになりました。

平均年齢50近くの男職場に、4年目の女性が来るということで、教育係を任されている私には不安しかありません。

その人が、今日、引き継ぎにくるようなので、少し緊張しています。あのちゃんや、フワちゃんみたいな人でなければ良いのですが。

明日は休みですね、お仕事がんばりましょう。

本日もありがとうございました!