まったり米国株投資で51歳までにFIREを達成するブログ

普通のサラリーマンパパが投資と趣味を両立させて経済的自由を手に入れる

【総資産:5,974万円】卵の緒(評価:★★★★★)

おはようございます。cooperです。

今朝は、定例の資産報告です。24年3月18日現在の総資産は、5,971万円となりました。

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日米の株式市場は、ブレーキがかかっていますが、まだまだ高値域をキープしているかなという感じです。巷では、年初一括投資が最適解と言われ、確かにそうだと思うのですが、私はせっせと積立投資を継続したいと思います。

 

読書は、瀬尾まいこさんの著作「卵の殻」をご紹介します。

本書は、瀬尾さんのデビュー作です。最近映画化された「そして、バトンは渡された」は大変有名で、私の読書歴の中でも強い印象を残しています。

あらすじ

本作は、卵の緒と、7's bloodという2作品で構成されていますが、卵の緒をご紹介します。

本作は小学生の少年、育男の視点で進められます。育男は、自分は捨て子だと雰囲気では知りつつも、明確には理解できていません。

そして、かなり天真爛漫な育男の母親(シングルマザー)の元に、恋人が現れ結婚、そして自分の出自を知るきっかけを得る…。

感想など

本作は、家族や血縁などをテーマにした作品です。そういう意味では、「そして、バトンは渡された」と似た作品と言えるかもしれません。

ただ、こういった作品にありがちなドロドロしたものはなく、むしろ大きな事件や争いは起きません。そんな日常における、何気ない会話や食事のシーンがとても美しく描かれており、読後は心が洗われた気持ちになります。

私は本作を単行本で読んだのですが、巻末のあさのあつこさんによる解説が大変秀逸でした。

女性作家では、西加奈子さんがダントツで好きでしたが、瀬尾さんの世界観にも引き込まれるものがあります。これから何作か、読んでみたいと思いました。

 

今週は出張はありません。先週はバタバタでしたので、まずは雑務を片付けたい…。そして水曜日の祝日はしっかりと休めるようにしたい。

本日もありがとうございました!