まったり米国株投資で51歳までにFIREを達成するブログ

普通のサラリーマンパパが投資と趣味を両立させて経済的自由を手に入れる

ただの人にならない「定年の壁」のこわしかた(評価:★★★★☆)

おはようございます。cooperです。

今朝は、公認会計士の田中靖浩さんの著作「ただの人にならない、定年の壁、のこわしかた」をご紹介します。

所感など

本書では、老後を株や貯金に頼らない、第3の選択として「定年後も働く」ということを指南しています。中でも、Dモードの仕事(Deficit:欠乏状態からくる義務感による仕事)とBモードの仕事(Being:やりたいからやる仕事)について解説しています。

つまり、雇われだろうが、フリーランスだろうが、自分にとっての「Bモード」を知り、それを活かせる仕事に就くことが大事ということです。

特に印象に残ったことを以下記します。

  1. サラリーマン時代のクセを捨てよう
  2. FIREの前提にあるのは「仕事は苦役」ということ
  3. 思い通りにならないことを楽しもう

私は就職してから、今の会社しか知りません。サラリーマン時代のクセは多分にあると思います。何より、意思決定にかかるプロセスが複雑過ぎる…。最近、若い女性が部下に付いたことから、非常に実感するところです。

またFIREの話がチラっと出るのですが、FIREを意識する人は「仕事を苦役」と思っているということです。つまり、著者のような仕事が楽しくて仕方ない人にとっては、FIREという概念すら存在しないということです。これは無敵ですね。

また年を取ると「格好悪い自分を見せたくない」という考えがより強くなりますよね。「定年は諦念」なんて言葉も出てくるのですが、うまくいかないのが当たり前と思って、それを楽しむくらいの感覚を持ち合わせたいものです。その意味では、若い人と関われることはとても幸せなことだと思います。

最近よく考えるのは、本社という中枢組織にいながらも、もっと全国の工場と関わりたいという意識です。コンサルタントの資格も取得し、あとは自分で動くだけという状況にあることに気づきました。

もっと現場に行かせてほしい!なんて急に言ったら、色々と言う人がいるだろうな。。相談を持ちかけてみようと思います。

 

本日もありがとうございました!