まったり米国株投資で51歳までにFIREを達成するブログ

普通のサラリーマンパパが投資と趣味を両立させて経済的自由を手に入れる

限りある時間の使い方(評価:★★★★★★)

おはようございます。cooperです。

今朝は、オリバー・バークマンさんの著作「限りある時間の使い方」をご紹介します。誰もが知るベストセラー書籍で、今更ながら購入し、熟読しました。

印象に残ったこと

4000週間しかない人生をどのように過ごすか?そんなイントロから始まる書籍。私は、本書を「生産性」をテーマにした内容かと勘違いしておりましたが、これまでの書籍とは一線を画す内容でした。

  1. 効率化ツールが逆効果になる→どんなに効率化に進めてもその分タスクを増やしていては状況は変わらない。
  2. 限られた人生の中で、あなたは何かを選択しなければならない。
  3. 人生のすべては借り物の時間である。→何かを選択することができることは奇跡的なことである。
  4. 可能性を狭めると自由になれる。→優先度「中」は捨てること。
  5. 1日の困難は1日分で良い。→明日の困難は明日考えよう。
  6. 何のためでもないことをする。→趣味は少し恥ずかしい(下手な)くらいがちょうどよい。それは純粋な趣味である証拠だから。
  7. 人と時間をシェアすることで豊かになれる。
  8. 準備期間は終わらない。
  9. 「次にすべきこと」を実行するのが、いつだって、自分にできる唯一のことである。→それだけに集中せよ。

本書は私にとって、とても革新的な内容でした。

近年、私は一日のうちにどれだけ、タスクをこなせるか、勉強ができるのかに注力してきました。それで得られたものもありますが、失ったもの(家族との時間、健康)も多かったと思います。効率化だけにとらわれると、優先順位付けが疎かになり、一つ何かがうまくいかないと、大きく崩れていく感覚は私にもありました。

本書には、効率化に着手する前に「有限である人生の時間をどう使うか」に注目することの大切さが書かれています。働いている方はもちろん主婦の方まで、どんな人にも一読してもらいたい本だと思います。

本日もありがとうございました!