おはようございます。cooperです。
今朝は、ジョンJ.レイティさん著の「脳を鍛えるには運動しかない!」をご紹介します。
本書は、メンタリストのDaigoさんがオススメしていた書籍です。
本書まとめ
「運動の習慣が人生を好転させる」
タイトルそのままに、運動がいかに心身へ好影響を与えるのかを科学的な実証データを基に展開しています。全345ページとかなり重い本でしたが、以下、要所をまとめました。
運動が心身にもたらす影響
- 元来、私たちは身体を動かすようにできていて、そうすることで脳を動かしている
- 歩く以上に複雑な運動技能は全て、学ばなければ身に付かないため、どれも脳を刺激することになる
- 運動によりストレス免疫が備わる
- パニックやうつ、ADHD、依存症を改善させる
- 女性ホルモンのバランスを回復させる
- 賢く老いることができる(肥満防止、ストレスの閾値向上、免疫系強化、認知症抑制など)
さらに、4章の「不安ーパニックを避ける」で取り上げられていた内容が、非常に印象的でした。
それは、運動が、「別の結果があることを教えてくれる」ということです。
まず人は不安を感じると、交換神経系を活発にすることで、心拍数を上げて呼吸を速めます。有酸素運動をするとそれと同じ症状が出て、しかもそちらは良いことなのが分かります。
その症状を自分でコントロールできる望ましいものだと思えるようになれば、恐怖の記憶が薄れて、代わりに新しい記憶が形成されます。
言わば、生物学的な「すり替え」により、不安を感じても、それが望ましい症状であると身体に教え込ませることができるということです。
これ、スゴくないですか!?
運動をして自己をコントロールできていれば、ちょっとしたトラブルや不安など恐るるに足らずということです。
最近、筋トレや運動への優先順位が下がっていたので、この機会に見直してみようと思います。
「運動の習慣が人生を好転させる」と言い切りたいと思います。
本日もありがとうございました!
また本記事とは関係ありませんが、、久々に以下の書籍を読みました。数年前、私に「4%ルール」を教えてくれた、大切な書籍です。
「リタイアのタイミングは、年収ではなく、貯蓄率で決まる」→全くその通りですね。