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40代から最短で速くなるマラソン上達法(評価:★★★★☆)

おはようございます。cooperです。

今朝は、本間俊之さんの著作「40代から最短で速くなるマラソン上達法」をご紹介します。

当時、48歳80kgでヘビースモーカーだった著者が、駅伝大会出場をきっかけにマラソンに目覚め、50歳でフルマラソン3時間切りを達成するまでの紆余曲折が述べられています。私も、近々大会に出場してみようと思いました。

印象に残ったこと

著者がバリバリの理系の方であることから、データを集め、それを実践するという、トライアルアンドエラーを繰り返す姿にとても共感しました。特に、以下記述の主観的運動強度という考え方は面白いと思いました。

主観的運動強度とは運動強度を6から20段階までの15段階に分けた指標で、安静時を6、最もきつい強度を20と考えます。この中で、11(楽である)〜13(ややきつめ)までが、ジョギングに適した運動強度(ニコニコペース)とされています。この範囲は、「最大酸素摂取量(体重1kgあたり1分間で酸素を何ml取り込めるか)」の50%に相当する運動強度といえます。運動強度を上げていくと、脂肪と糖質のどちらの消費量も徐々に増えますが、ある強度を超えると急に糖質の消費量が増え、血中の乳酸値が上昇し始めます。このポイントを乳酸性作業閾値といい、最大酸素摂取量の50%の運動強度で、「これ以上速く走るとスタミナを浪費する」という強度の目安となります。

この乳酸性作業閾値(LT値)ギリギリの強度により、疲労感を最小限に抑えながら脂肪が最も消費される強度ということです。また体内の糖質量が減少することで成長ホルモンが分泌され、ミトコンドリア(乳酸のもとになるピルビン酸を処理してくれる)の数が増えたり、ミトコンドリアの質が良くなるようです。

あとがきなど

私のような初心者ランナーには、このニコニコペースで長い距離を走ることが、鍵になることがわかりました。

昨日、とある駅まで5kmくらいの距離を往復したのですが、うまくペースがつかめず(というか二日酔いで)、結果ほとんど歩いてしまいました。これから在宅勤務の日は早起きをして、この往復をゆっくりでも走っていけるようにすることを目標にしたいと思います。そこで6月に、横浜で開催される大会に子供と出場することを決めました。子供は3km、私はハーフか10kmかまだ悩んでいますが…。

10年くらい前にハーフマラソンを走ったことがありますが、その時は若さと気合いで乗り切ったように記憶しています。ということで、今年中にハーフマラソン、できればフルマラソンまで走れると良いなという無謀なことを考えつつ、少しずつ頑張ろうと思います。

本日もありがとうございました!