おはようございます。cooperです。
今朝は、定例の総資産報告を行います。24年5月21日現在の総資産は、6,280万円となりました。
またジワジワと上がっています。円安傾向もまだ続く感じなのでしょうか。まぁどちらでも大丈夫です!
なかなか更新に時間が空いてしまったのは、先週が出張で怒涛の一週間を過ごしていたからです。
月曜日に大阪日帰り、水曜・木曜で熊本に弾丸出張で、大きく体調を崩しました。やはり、本厄の年は身体に不調を来すのでしょうか。
熊本では馬刺しとからし蓮根の美味しさを知ることができ、それだけが唯一の救いでした!
読書の方はストックが貯まっており、本日は、西加奈子さんの「サラバ!」をご紹介します。
あらすじ
主人公の圷歩(あくつあゆむ)は、父親の海外出張先のイランで生を受けます。美しく自由奔放な母、寡黙な父、変わり者で自意識の高い姉という家族の中で、歩は場の空気を読みすぎる子に成長します。
ある時、近所のおばあさんの宗教に姉が興味を持ったことをきっかけに、引きこもりがちの姉が動き出し、物語が展開していき…。
所感など
やはり西加奈子さんは、キャラクターの個性を引き立たせるのが上手いと思いました。特に奇妙な姉の行動は、時に母や先生を困らせ、歩の性格にも影響を及ぼします。その姉が世界の放浪に出て、ある意味で改心し、再び歩の前に現れるなんて…。
歩は歩で、モテて仕方ない青年期から、仕事や容姿に猛烈な劣化が見られた30代への変貌ぶりは、目が釘付けになりました。(字面だけですが)
「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ」
このフレーズは、綺麗で賢い女性になった姉が、歩に言い放った言葉(名言)です。まぁ、正解なのですが、歩の気持ちを考えたらと思うと胸が苦しくなります。
本書は、こんな人にオススメだと思います。
・希望を見出だせる本に出会いたい。
・何か新しいことにチャレンジしたい。
今週は、これから静岡に1週間出張します。体調に気をつけなければ…。
本日もありがとうございました!